パニック障害克服に役立つ本

パニック障害克服に役立った本 あきらめる健康法

こんにちは!

 

あきらです。

 

今回はパニック障害克服に役立った本を紹介していきます。

 

私がパニック障害になり克服した経験から、
ポイントになった考えかたがあります。

 

それは「あきらめる」といういう事です。

 

しかし「あきらめる」事とはどういうことなのか、
どんなメリットがあるのか、分からなければ、受け入れるのは難しいと思います。

 

そしてあきらめることを理解できる、良い本を見つけたました。

 

小林弘幸さんの自律神経を整える「あきらめる」健康法です。

 

それを自分なりにまとめてみました。

あきらめるという生き方

まずあきらめるために必要な事があります。

 

それはどんなトラブルが起こっても、
自分の責任だと思うことです。

 

トラブルの原因が、他人にあると考えてると、どうしてもあきらめる事はできません。

 

つまり自分軸で生きる事が大事です。

 

ほとんどの人が「あきらめる」というと、
物事を途中で投げだすこと「ギブアップ」と思いますが、物事を「明らめる」という意味もあります。

 

こだわりや執着を捨てることでもあるのです。

 

またあきらめられない理由として、
人生についての後悔があると思います。

「もっと別の生き方があったのではないか?」

「どうしてパニック障害になってしまったのか?」

しかしそれは運命であり、
回避できません。

 

そう思わないと、あきらめることはできません。

 

あきらめて、後悔の念を無くすと、生きる原動力が生まれてきます。

 

また過去を振り返り後悔する必要もありません。

 

過去には戻れませんからね。

「あきらめる」と自律神経が働きだす

あきらめると自律神経が活発になってきます。

自律神経には

交感神経(アクティブな状態)

副交感神経(リラックスした状態)

があります。

そして自律神経の計測による4つのパターンがあります。

①交感神経も副交感神経も高い

②交感神経が高く、副交感神経が極端に低い

③交感神経が低く、副交感神経が極端に高い

④交感神経も副交感神経も低い

パニック障害の人は②ですね。

自律神経が乱れると血流が悪くなり、血液の質が悪くなります。

そして血管系のトラブルとして脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすくなります。

自律神経をコントロールする方法

そこで自律神経をコントールする方法があります。

 

それは「深呼吸」です。

 

ゆっくり深い呼吸をすると、
副交感神経が優位になり、血流もよくなりリラックスします。

 

これが深呼吸すると心が落ち着く最大の理由です。

 

ここで思ったのは、私はパニック障害だったのですが、小さな頃からアレルギー体質で、鼻が詰まっていました。

 

そのため、息がしずらいので呼吸が自然と浅くなっていることに、最近気がついたのです。

 

それがもしかして、パニック障害の一因になっていたかもしれません。

あきらめると病気が逃げていく。

健康な人が病気になる原因は2つのパターンがあります。

・血管系

交感神経と副交感神経のバランスが悪いと血流が悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞などの病気。

・免疫系

交感神経と副交感神経のバランスが悪いと血流と血流の質が悪くなり、がん、糖尿病などの病気。

 

また便秘の原因も自律神経です。

 

便秘とは、腸の内容物を移動させる機能が低下し、便をうまく排泄することができなくなっている状態です

 

腸は蠕動運動することで、内容物を移動させてます。

 

この蠕動運動をコントールしているのが、自律神経なのです。

 

そして蠕動運動が活発になるのが、副交感神経が優位になるときです。

 

そしてまた私の話しですが、便秘がちでしたね。

 

やはり交感神経が優位になっていたんですね。

あきらめると人生が楽になる。

人間は、自分が直面している事態が、
いまの現実の姿であってほしくないと思うと苦しくなってきます。

 

パニック障害もまず、あきらめて受け入れることが大事です。

 

そうすれば、副交感神経も上がってきます。

 

そしてどうすれば、あきらめることができるでしょうか?

 

それは呼吸を観察することです。

 

これはエックハルト・トールの「ニューアース」にも書かれています。

 

呼吸を観察していると、自分がいかに浅い呼吸をしていることに気づくと思います。

 

気付いた時に深呼吸をしたらよいと思います。

 

またもう1つは「空を見上げる事です」

 

実は空を見上げたり、季節や天気、自然を感じたりすることは、私たちの体に大きな影響を与えてくれるのです。

 

そうすると副交感神経が上がります。

 

自然は人間を癒してくれるものだと実感できますね。

あきらめると人間関係はたちまち上手くいく。

自律神経のバランスのいい人は空気を読まないと言われます。

 

まわりの空気を読もうとすると、どうしても他人が自分をどう評価されているのかが、気になってしまいます。

 

そうして他人の評価が気になりはじめると、ネガティブになります。

 

そこで、不安になったり疑心暗鬼になったりして自律神経のバランスを崩してしまうのです。

 

自分のやりたい事に集中して、あくまで、自分軸で生きることが大事です。

誰も信用しない

そして次にあきらめる事に必要なのは、
「誰も信用するな」ということです。

 

仕事をする上で部下に仕事を任せることがあると思います。

 

しかし仕事では思わぬ失敗が起こります。

 

そこで部下を信じ切ってしまうと、トラブルがあったとき、副交感神経が優位にあり余裕を持って対応することが、必要になってきます。

 

そのためにも、「誰も信用してはいけない」はならないのです。

あきらめる勇気を持つための習慣

私はパニック障害の克服のためジョギングを行っていたのですが、ジョギングよりもウォーキングのほうが、効果が高いそうです。

 

ジョギングは運動量が大きため、どうしても呼吸が速く、浅くなり副交感神経のレベルをさげます。

 

そうすると血流と血液の質を悪くしてしまいます。

 

パニック障害は交感神経が優位になるとなりやすいので、ジョギングよりもウォーキングのほうがいいですね。

 

もう1つは字を丁寧に書くと自律神経が安定します。

 

私もパニック障害がひどかったときは、字がとても下手だったのを覚えています。

 

現在はパニック障害も落ち着いて、字も知らないうちに丁寧になっていました。

あきらめる健康法 まとめ

「あきらめる」という言葉は、今までネガティブなイメージがありました。

 

それは最後まであきらめないという根性論が、日本の社会に浸透していたからです。

 

またよく聞く話しなのですが、
ガンになった人で、治療を積極的にやったりする人は、またガンの再発が多いと言われいます。

 

逆にガンになりもうあきらめて、自分の好きな事をやったり、旅行するうちに、ガンが消えた話しをよく聞きます。

 

やはり「あきらめる」ことにはすごい力があります。