パニック障害体験記

パニック障害体験記①

こんにちは!

あきらです。

私のパニック障害の経緯を書いていきます。

パニック障害の経緯は人それぞれだと思いますが、パニック障害を克服した体験記は、読むと、勇気付けられます。

共感できる部分もあるので、書いていきます。

始まりは中学校3年生のテスト

きっかけは自分の進路を決める、大事なテストの時に起こりました。

当時は行きたい高校があり、その高校にどうしても合格したいので一生懸命勉強をしていました。

そのテストも絶対良い点を取ると、気合が入っていました。

そして、テスト開始の合図があり、裏返しされた答案をめくりかえした瞬間です。

ものすごい恐怖心が心の中に浮き上がってきたのです。

心臓はドキドキし、頭の中に染められた考え方は「どうしよう、どうしよう」という不安と恐怖心です。

その場から逃げ出したい衝動にかられました。

不安と恐怖心を振り払い、テストに集中しようとしましたが、ますます不安と恐怖心が増していきます。

気が付くと手を挙げていました。

「気分が悪いので、保健室に行かせてください」

保健室に行くと不安は収まり、試験を受けることはできましたが、移動時間のロスもあり、試験を受ける時間は少なく、試験の結果も散々の出来でした。

帰ってきた答案を見て、私は布団を被り大泣きしたのを覚えています。

その時、母親はそれを見てバカバカしいという表情、で私を慰めてくれました。

私も今考えてみれば、人生において、1回のテストなど取るに足らないことなのですが、その時はテストが全てだと思い込んでいました。

その完璧主義、自我の強さがパニック障害の原因だと今となってはよく分かります。