こんにちは!
あきらです。
パニック障害体験記②です。
中学生の時のテストがきっかけで、
パニック障害になった私は、高校受験、大学受験が大きな困難になっていました。
いくら一生懸命勉強しても、テスト本番でパニック症状が出たらどうにもならない訳です。
その当時は、パニック障害という言葉もなく、
自分の中で何が起こっているのかわからない状態でした。
イメージトレーニングで窮地を脱する
何か対策はないかと本屋に行き、
本を探していると、スケートの黒岩彰選手が、
イメージトレーニングを用いて、本番でメダルを取ったという本を見つけました。
その本に書いてあったことを応用して、実際に、試験現場で試験を受けてることを想像しました。
実際に試験を受けてるのと、同じような緊張をイメージで作り出し、実際に緊張で震えるぐらいにイメージすることができました。
これは効果がありました。
これは偶然にも、現在パニック障害の治療として行われている、内部感覚エクスポージャーというものです。
内部感覚エクスポージャーというものは、遠ざけている不安の対象を直視するというものです。
不安の時に起こる動悸、発汗、呼吸困難などを体の内部感覚に慣れさせてしまう方法です。
これを身につけたことにより、高校受験、大学受験を乗り越えることができました。
そして、就職する前まではパニック障害のことは完全に忘れさり、大学生活をエンジョイしていました。