こんにちは!
あきらです。
パニック障害体験記④です。
パニック障害と診断されてから、
新社会人として働くことになりました。
初めての就職と、パニック障害の緊張で綱渡りのような日々が始まりました。
薬を飲んでいればパニック症状は出なかったのですが、困ったことがありました。
それは薬の副作用でした。
私の場合は「めまい」と「便秘」がひどかったです。
私が覚えているのは、入社式が終わり、配属する課に行って、1人ずつ挨拶をする時のことです。
挨拶をしようと頭を下げた時、
ものすごいめまいが起こり、前に倒れそうになった記憶があります。
どうにか足で踏ん張り、転倒することは避ける事が出来ましたが、不思議な目で見られたことをよく覚えています。
また薬に頼るのも良くないという考えもあり、
薬以外で改善方法がなにかないか模索していました。
森田療法との出会い
その中で私が見つけたのは、森田療法という本です。
父親の本棚で見つけたものであり、パニック障害は親からの遺伝の要素もあるんだと改めて思ってしまいました。
この森田療法は私にとって、
とても新鮮なものにうつりました。
この本を読むことによって、大きかったのはパニック障害のメカニズムを理解できるようになったことです。
この本を1冊読むことによって、パニック障害が治ってしまう人もいるとの事でした。
また、森田療法は集談会というものも行っており、その集談会に度々参加したりしていました。
パニック障害は良くなり、仕事にも慣れてきて、自信がかなりついてきました。
そして、パニック障害を次第に忘れていきました。
いつの間にか薬なくても、電車に乗れるようになっていました。