こんにちは!
あきらです。
今回は死に向き合うと、「心に平安が訪れる」ことを書きます。
私は長い間パニック障害を患っていましたが、
その恐怖の底にあるものは、死の恐怖だと直感的に感じていました。
若い頃自分は何が怖いのか知るために、
自分の怖いと思っていることを、ノートに書き出したことがあります。
そしてそのノートに書いてあったことで
一番怖いことは両親の死であり、また自分の死でありました。
人間は誰でもそうだと思いますが、死がとても怖いものです。
そして私も30代40代と年齢を重ねるようになり、人の死に直面することが多くなってきました。
・母親の死
・義父の死
・予備校時代の仲間の死
・直属の上司の死
・同僚の奥さんの死
などたくさんの死に対面する機会が増えてきました。
母親が亡くなった時は霊安室で、母親の死体と一緒に一晩を過ごしたこともあります。
そして数々の死、または母親の死体を一晩中見ながら、私が感じたことがあります。
それは死後の世界、天国や地獄などは存在せず、生まれ変わりも一切ないということです。
死んだらすべてが終わりという人間が直面したくない事実。
母親の死体は
全てをやりきった、ただの肉の塊でした。
死に対して全てのものは無力なのです。
そう考えると、
この世の中で「成し遂げなければならないもの」など何もないと感じました。
そして義務感がなくなり、パニック障害も少しずつ良くなってきました。
私には仕事があり、家庭があります。
しかし、死を迎えると全て崩れ去ってしまうのです。
そう考えると、仕事や家庭に対しての義務感やストレスが徐々に減ってきたのです。
以前と比べると精神的に、自由に生きれるようになりました。
そして、比例するように、パニック障害の症状も収まりました。
死に向き合う。
それはあなたがパニック障害を克服する過程において、必要になってくるはずです。